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これも一つの背理法?

 話術について、それ以前に日本語について勉強したいと常日頃より思っております。落語を聞き、笑点を見、そして歌丸さんのご勇退と新司会新メンバーに一喜一憂もしたりしまして、とにかく正しい日本語と正しい発音を身に付け、その上で聞き入って貰える話をしたい。そう思うわけであります。

 なんて言い回しがどことなく落語家さんのように思えてくるのが、書いている方と致しましても不思議な物でございます。こういう話し方が出来るかというとそうは上手くは行かない物で。

 人に聞かせるのではなく、人が聞きたくなる話。無理矢理聞かせるのでは無理が生じます。聞きたいから聞く。それが自然な流れです。そのために必要とあらば笑いの一つも織り込んで、気持ちが乗ったらしめたもの。

 ここで落とせる腕がありゃ、私の話も捨てたもんじゃあありませんが、残念ながら話も人も落とせないから困ったもんだ。まさに竜頭蛇尾の如く、霞の中に消えてしまいます。

 そして改めて気付かされる真実はというと、物語はクライマックスから生み出されるということ。オチこそ最初にあるべき宝物。宝物が無いのに宝箱や迷宮だけ用意したって仕方ありませんよ。これは宝の持ち腐れならぬ宝箱の持ち腐れ。今から話を考える方、しまう宝のご準備はお早めに。
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厄除の宮 駒林神社

Author:厄除の宮 駒林神社
兵庫県神戸市長田区駒ヶ林町3-7-3鎮座
由緒正しい厄除の宮「駒林神社」です。

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