人の歴史に神社あり

 本日、とある参詣の方々からの質問で、この辺り(駒ヶ林町)は神社が多いですが、なにか理由がありますか、と尋ねられました。
 この質問自体に違和感を感じるのは、神社の側の人間だからでしょう。
 私の感覚からすると、この辺り(長田区)は極めて神社が少ない地域です。

 隣の兵庫区の神社の数と比べれば一目瞭然。兵庫と長田を境目に神社の数は大きく変わります。
 兵庫区に神社が多いのはさもありなん。一時とは言え都があった地です。貿易港として名をはせ、多くの人々の往来があった地域であります。
 対して、長田区は主に長田商店街のある長田地区と、我々の居る駒ヶ林地区以外はほぼ田畑であったと言われるほどに人の住んでいた地域が限定された地域です。
 それは長田区が兵庫区に比べて最近発展した地域で在る事を意味します。

 そんな長田区の中で駒ヶ林町に神社が多いと思われるのは、それは元々この地区に住居が集中していたからです。
 反対に駒ヶ林地区と長田地区の間に神社はほとんどありません。
 実際、長田区内に神主が常駐している神社は、長田神社・駒林神社・高取神社・神戸水天宮の四社のみです。

 つまりは、神社の有り様一つをみても、人の歴史が伺い知れるという事です。
 そして逆に考えると、人が住んでいるところに神社があるのが普通で、駒ヶ林町に神社が多い、と感じられることが、神社が特殊視されている表れではないかとも感じました。

 神社は観光地や名所という面でしか見られなくなりつつある中に、日常生活の中に神社があるのだという事を知って貰う一石を投じていくことが、私の目指す神道教化です。

プロフィール

厄除の宮 駒林神社

Author:厄除の宮 駒林神社
兵庫県神戸市長田区駒ヶ林町3-7-3鎮座
由緒正しい厄除の宮「駒林神社」です。

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