偏る目で見ず、あらゆる目で見よ!!
神社という環境で生まれ育ち、他の社会をほとんど見る事無く、まして神主としての学習に特化した時間を過ごし、その状態で一般社会と神社は同じか・・・・・・、普通に考えたら違うと思われることでしょう。
では何が違うのか。
そこに誤解があるのですが、そもそも我々神主は特殊な能力や技能を持った人間ではありません。
まして厳しい修行をしてきただとか、何かに目覚めたという人もほぼ居ないでしょう。
神主とは、大神様に対して正しい作法を行え、正しい言葉と表現でお伝えできるように心身ともに教え込まれた、普通の人です。
神社によっては禁則がある場合がありますが、一般的に神主には禁則事項などありません。
よく聞かれるのが、「神主さんて何かしてはいけないこととかあるのですか」という質問。
聞きたいことは分かるのですが、この質問だと私たちが答えられるのは「そうですね・・・、犯罪とかしてはいけないですねぇ」として答えようが無いわけです。
要するに質問者の意図は、お坊さんが禁欲をされているように神主にもそういうものはないのかということだと思います。
そういう意味では、「特にありません。皆さんと同じです」という答えになります。
神主の特殊性という意味であれば、例えば社長に当たる宮司が居ますが、そもそもそれは人の中でのトップであって、最も上にいらっしゃるのは神社のご祭神です。
足を向けて寝ない、見下ろさない、ということはあります。
大恩ある人に足を向けては寝れない。とは一般的に言われていることです。
つまりこれらはよく考えると普通の事ですよね。
神主は厳しいルールがあって守らないと行けないから大変だ、と誤解されがちなのですが、そうでは無くて、神主は日本人としての正しいルールやマナーを知っているからそれを守っているだけです。そしてそれを氏子崇敬者に教えていくことが神道教化であると私は考えています。
神様の祀り方などもそうですね。
だから逆に言うと神主は本当の作法・マナーをキチンと理解しておく必要があると思います。
日本人として、というよりは、大神様のお世話をする者として恥ずかしくないようにするために。
それがあるからこそ、私は様々なマナーというものに興味があります。ただそう簡単に実践できるものでも教えてもらえるものでもありません。その機会を得る為に色々と考えてはおりますが、少し時間が掛かりそうです。
閑話休題
さて、どんな社会に生きていてもそうですが、そこにだけ従事していると、判断材料や他の社会からみた感覚などは決してわかりません。
例えば神社の場合、授与所で出すお守りは神主だけの視点で考えると良いと思えるものであっても、参拝者からするとたいした事がないと思うことは多々あります。
それを脱却する方法は二つ。神主が外に出るか、外の意見を受け入れるか。
外に出るとは、別の社会に足を踏み入れると言うことで、一朝一夕にはいきません。
即効性なら間違いなく後者でしょう。
どんなお守りを受けたいと思うか。
我々には思いも付かないアイデアが出るのではないか。
そうして出てきたアイデアこそ、本当に必要なものかもしれません。
極々当たり前のことではありますが、第三者の目は大変貴重な意見に繋がると思います。
もちろん、神社であれば神道としてふさわしいものである必要がありますが、それがクリアできるものし仕上げることが出来るかどうかは神主の度量と力量と言えるでしょう。
そんなのは無理、と結果を出す前に一度考えてみること。それがいずれ全く新しい発明に繋がるかもしれません。
小さな事からコツコツと。ですよ。
【ご祈祷を受けられる方へ】

ご祈祷を受けられます際には、事前にお問合せをお願い致します。
事前連絡なしでお越しになられますと、社務の関係で神主が不在の場合があり、ご奉仕が行えない
場合がございます。
皆様に気持ちよくお参りをして頂くための事とご理解の下さいますよう、よろしくお願い致します。
注 厄除大祭中は随時受付致しておりますのでご連絡は必要ございません。
駒林神社のFacebookページ
コチラもご覧頂き、是非「いいね」をお願い致します。
では何が違うのか。
そこに誤解があるのですが、そもそも我々神主は特殊な能力や技能を持った人間ではありません。
まして厳しい修行をしてきただとか、何かに目覚めたという人もほぼ居ないでしょう。
神主とは、大神様に対して正しい作法を行え、正しい言葉と表現でお伝えできるように心身ともに教え込まれた、普通の人です。
神社によっては禁則がある場合がありますが、一般的に神主には禁則事項などありません。
よく聞かれるのが、「神主さんて何かしてはいけないこととかあるのですか」という質問。
聞きたいことは分かるのですが、この質問だと私たちが答えられるのは「そうですね・・・、犯罪とかしてはいけないですねぇ」として答えようが無いわけです。
要するに質問者の意図は、お坊さんが禁欲をされているように神主にもそういうものはないのかということだと思います。
そういう意味では、「特にありません。皆さんと同じです」という答えになります。
神主の特殊性という意味であれば、例えば社長に当たる宮司が居ますが、そもそもそれは人の中でのトップであって、最も上にいらっしゃるのは神社のご祭神です。
足を向けて寝ない、見下ろさない、ということはあります。
大恩ある人に足を向けては寝れない。とは一般的に言われていることです。
つまりこれらはよく考えると普通の事ですよね。
神主は厳しいルールがあって守らないと行けないから大変だ、と誤解されがちなのですが、そうでは無くて、神主は日本人としての正しいルールやマナーを知っているからそれを守っているだけです。そしてそれを氏子崇敬者に教えていくことが神道教化であると私は考えています。
神様の祀り方などもそうですね。
だから逆に言うと神主は本当の作法・マナーをキチンと理解しておく必要があると思います。
日本人として、というよりは、大神様のお世話をする者として恥ずかしくないようにするために。
それがあるからこそ、私は様々なマナーというものに興味があります。ただそう簡単に実践できるものでも教えてもらえるものでもありません。その機会を得る為に色々と考えてはおりますが、少し時間が掛かりそうです。
閑話休題
さて、どんな社会に生きていてもそうですが、そこにだけ従事していると、判断材料や他の社会からみた感覚などは決してわかりません。
例えば神社の場合、授与所で出すお守りは神主だけの視点で考えると良いと思えるものであっても、参拝者からするとたいした事がないと思うことは多々あります。
それを脱却する方法は二つ。神主が外に出るか、外の意見を受け入れるか。
外に出るとは、別の社会に足を踏み入れると言うことで、一朝一夕にはいきません。
即効性なら間違いなく後者でしょう。
どんなお守りを受けたいと思うか。
我々には思いも付かないアイデアが出るのではないか。
そうして出てきたアイデアこそ、本当に必要なものかもしれません。
極々当たり前のことではありますが、第三者の目は大変貴重な意見に繋がると思います。
もちろん、神社であれば神道としてふさわしいものである必要がありますが、それがクリアできるものし仕上げることが出来るかどうかは神主の度量と力量と言えるでしょう。
そんなのは無理、と結果を出す前に一度考えてみること。それがいずれ全く新しい発明に繋がるかもしれません。
小さな事からコツコツと。ですよ。
【ご祈祷を受けられる方へ】

ご祈祷を受けられます際には、事前にお問合せをお願い致します。
事前連絡なしでお越しになられますと、社務の関係で神主が不在の場合があり、ご奉仕が行えない
場合がございます。
皆様に気持ちよくお参りをして頂くための事とご理解の下さいますよう、よろしくお願い致します。
注 厄除大祭中は随時受付致しておりますのでご連絡は必要ございません。

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