神主の役割。「なかとりもち」とは。

 神主の役割は一言で言うと「なかとりもち」です。
 誰かと誰かの中を取り持つ、多くの場合「大神様と参拝者」なわけでして、我々神主はこの間を取り持つ為に日々ご奉仕をしております。
 お祭り、そこには参拝者のご祈祷も含みます、が一番わかりやすい所ですが、毎日のご奉仕である全て、運営や管理にいたるまで突き詰めると間を取り持つ為に行われて居ると考えます。
 例えば掃除。大神様に皆様の願いをお聞き入れ頂けるように清々しい場を保つ、と同時に参拝者か気持ちよくお参り出来るよう迎え入れる為。これも中を取り持つことに繋がっていると思います。
 つまり、神主は、参拝者の祈願を大神様に伝えるだけが役割ではありません。大神様の事を参拝者に伝える事、神徳を広めることも大事な役割です。
 言い換えれば、神主とは「通訳者」です。

 通訳とは自分の意思を相手に伝えられない場合に間に入って貰って代わりに伝えて貰う事をいいます。
 大神様に願いをお伝えする為により聞いて頂けるよう、大和言葉を用いて奏上するのが祝詞です。そしてより正しい作法でもってより正しい祝詞を奏上し、より正しく大神様に皆様の意思を伝えます。
 そして大神様の事をよくご存じで無い方々へお教えする。
 この双方向の通訳があって初めて我々神主は「なかとりもち」と言えます。

 さて、その上で、大神様にご祈祷でお祈りしているのは誰でしょうか。
 それはあくまで皆様です。神主はその代わりに言葉に伝え「こう言う願いを叶えて欲しいとこの者が申しておりますので、どうかお聞き届け下さい」と間に立ってお願いをしております。
 では質問です。例えば「大学への推薦ををしてやって欲しい」と保護者が担当教諭に頭を下げてお願いしている傍らで、当の本人がボケ―としている、或いはそっぽを向いている。あなたが担当教諭なら、どう思いますか?
 私は、「本人はどうでも良いと思っている」ととれるとおもいます。
 それと同じで、我々ができる限りのご祈祷をしたとしても、祈願者に本当に気持ちが無ければ大神様は聞き届けては下さらないと思います。そしてそれは姿勢や態度に出てしまいます。心底からの願いがあるなら、神主に全てを委ねるのではなく、気持ちを込めてお参りしましょう。


 話は変わりますが、神社には神使とよばれるものがいます。
 狛犬を始め稲荷神社の狐や天神社の牛、日吉神社の猿などがそうです。
 ところで、駒林神社が八幡さんだと云うことはご存じですよね。
 応神天皇をお祀りしているれっきとした八幡神社です。
 その八幡さんの神使は鳩です。
 平和の象徴といわれる鳩ですが、最近よく神社の境内に現れます。
 どうやら先日の節分で撒いた豆を食べに来ている模様です。
 そうして綺麗になっていく境内。
 鳩もまた、神使としての役割として「なかとりもち」となる為に掃除に来てくれております。当社は正に神使に守られたお宮ですね。因みに鳩の清掃担当は「豆」のみですが・・・・・・。
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厄除の宮 駒林神社

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兵庫県神戸市長田区駒ヶ林町3-7-3鎮座
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