ジングルベルが聞こえる頃

 今日、ふと、耳にジングルベルが聞こえて来て「クリスマスが近づいている」と気づいたことが不思議でした。

 実は、すでにクリスマスが近いことは自覚していたはずなのです。クリスマスツリーのコーナーを探したり、パーティーグッズを見ていてクリスマスカラーのリボンや包装紙などが並んでいるのをみたり、サンタクロースの話題が社務所で上がったりしていたのですが、どういうことか、今日のそのジングルベルの曲が聞こえて初めてそれを自覚しました。

 まだ先のことかと思っていた、というには説得力がないので、どうにか理由がつけられないものかと頭をひねっています。

 さて、頭をひねっているのはもう一つ。
 クリスマスは聖誕祭です。
 では神道に聖誕祭と呼べる、或いはそれに近しい祭はありますでしょうか。
 広義の意味では神社が創建した日を例祭等にされている場合はそれに当たるといえなくもないと思います。
 しかし、狭義の意味で大神様が生まれた日をお祭りしているという話を私はまだ聞いたことがありません。

 日本人の年齢の数え方は二通り、満年齢と数え年があります。
 昔は数え年が主であった日本において誕生日はそれほど重視されておらず、だから神様の誕生の日が記録に残っていないのか。
 ですが、日本書紀には天皇陛下の誕生日が記されています。それが正しいかどうかはわかりませんが、少なくともその日が大切な日だからこそ記したのでしょう。
 ならば、誕生日という概念がなかったわけではないと思います。
 しかし数え年で歳を数えると、歳は分け隔てなく元旦に一つ歳をとります。元旦こそが日本人の考える誕生日だったといえなくないと思われます。

 となれば、元旦に行われる歳旦祭は生誕祭といえなくないのかもしれません。

 逆に、日本人は亡くなった日を大切にしていると思われます。
 亡くなった日が祭日であったりするのは少なくありません。
 このあたりに日本人の独自性があるように思います。

 ジングルベルの曲を聞いて、日本人について考える。
 そういうアプローチもありかなと思い、今日のお題にしてみました。


プロフィール

厄除の宮 駒林神社

Author:厄除の宮 駒林神社
兵庫県神戸市長田区駒ヶ林町3-7-3鎮座
由緒正しい厄除の宮「駒林神社」です。

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