伝える相手

 空気が冷たいです。
 灯油は高い、電気も高い、何もかもが高いお陰で節約をせざるを得ない訳ですが、いつも思うにこれからもっと寒くなってくるので今から暖房の恩恵にあずかっていてはいけませんよね。

 本日は駒ケ林小学校の二年生6名が総合教育の時間における「まちたんけん」で当神社へいらっしゃいました。

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 好奇心旺盛な子供たちは次から次へと質問をしておりました。
 それを権禰宜がどうにか答えておりました。


 今日の経験で彼は「伝える」ということの難しさをより深く実感したことでしょう。

 伝えるのは誰に対しても同じで在ればよいわけではありません。
 年齢によっても、専門にしている分野によっても、気の長さによっても、様々伝え方を変えねばなりません。

 今回の小学二年生を例にしましょう。

 この場合、相手のペースに飲まれたらそれで終わりです。
 まだまだ幼い、知識もない、だからこそ知りたいことも多い。だけど自分の興味があること以外は聞こうともしない。
 だから先ずは自分がペースを掌握すること。

 次に飽きさせないように心がける必要があります。
 いろんな事に興味を持っているのだから、逆にこちらから聞いてあげる。
「○○というのを知ってる?」
 という質問から、興味があればいろんな意見が出てきます。
 一通り声が上がったら、その都度必ず全員の発言をやめさせる。
 そして全員のそれぞれの意見にきちんと応対をしてあげる。
 メリハリをつけてあげることで、話を聞くべき態度を自然と身につけさせる。

 最後に記憶に残るよう、楽しい時間にしてあげねばなりません。
 嫌な思い出は子供たちは早く忘れてしまえるものだと思います。
 楽しいことうれしいことはとても強く印象に残る年頃です。
 楽しい時間を提供する心がけが必要不可欠です。


 一概にこれが正しいというわけではありません。あくまで私一個人の意見です。

 最後に聞きますと、みんな良い時間だったと言っておりましたので、不満はなかったようで良かったと思います。
 正直言いますと、小学生相手に話す方が、専門分野を納めている大学生や教授と話すよりよっぽど大変です。少しも難しい言葉は使えません。専門用語はもってのほかです。
 その難しい経験を経て、神職は教化活動の難しさを学んで参ります。
 今日、権禰宜はそのことを学んでくれたかと思います。

 駒ケ林小学校の皆さん、寒い中ようこそお参りでした。


プロフィール

厄除の宮 駒林神社

Author:厄除の宮 駒林神社
兵庫県神戸市長田区駒ヶ林町3-7-3鎮座
由緒正しい厄除の宮「駒林神社」です。

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