神主の役割

 神職、要するに神主さんのことです。
 その役割は「なかとりもち」と呼ばれます。

「なか」を「とりもつ」。

 神様と人の「なか」を「とりもつ」ことです。

 人からの感謝の気持ちや叶えたい願いを大神様にお伝えし、大神様のお考えを人へ伝える。
 そのための場が祭りです。

 そして祝詞とは、人のそういったお伝えしたい言葉そのものでして、言うなれば通訳をしておるわけです。
 ですのでこちらは決してまじないや呪文といった魔法のような物ではなく、此を唱えればたとえば願いが叶うと言ったものではなく、神様に正しく伝える手段なわけです。加えてお伝えするに当たり最上級の敬意を払ったふさわしい儀式、作法、そして伝える心からの言葉があってお伝えできると考えます。

 そういった祭儀を司れる人が神職です。

 逆に言いますとそれさえ知識として持つことができれば誰でもなれるというのが本当のところです。家が神社というわけではない神主さんは世の中にたくさんいらっしゃいます。別に神主さんは特別な人間というわけでは無いのです。学校の先生や警察官など世に数多ある職業の一つです。ただ神様というとても大きな方と向き合い、特別な場所でご奉仕しているという違いがありますが。
 たとえば霊能力者や占い師はそういった力を持つ人、知識だけではどうにもならない何かを持っていないとできないと思いますが、神職はその想いと知識と経験でなれるのです。
 よく「霊とかみえるの?」と聞かれますが、残念ながら霊は見えません。そんな力があれば良いのにと個人的に思うことはよくあったりします(中二病とかではありません)が、実際そんな能力があれば、神職になっていたかどうかわかりませんね。無いからこそ求める、というのは人の本質だと思いますので。
 閑話休題。
 ですから五体満足な身体と神職としての知識、そして奉仕の心があれば、後は資格を取るだけです。……まあ最後の一つがなかなか大変かと思いますが……、何より大切なのは心・意思ですね。

 別に神職に限った話ではありません。どんな職業についても人生常に勉強の連続だと、いつも思い知らされております。

 榊葉に かくる鏡を かがみにて 人もこころを みがけとぞ思う

 心を磨き、知と識を得て、さらに神職としての道を邁進いたします。

プロフィール

厄除の宮 駒林神社

Author:厄除の宮 駒林神社
兵庫県神戸市長田区駒ヶ林町3-7-3鎮座
由緒正しい厄除の宮「駒林神社」です。

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