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初午祭をご奉仕いたしました

 3月初めの午の日である本日、境内末社の天光玉勝稲荷社にて初午祭をご奉仕いたしました。
 今年のお稲荷さんの初午祭はこれで5回目、そしてこれが最後です。
 地域に根差したお稲荷さん、会社の守り神であるお稲荷さん。色んな形、色んな思いでお祭されておりますが、どちらのお稲荷さんも様々な年齢の方に幅広く崇敬されております。
 食の神様への崇敬は忘れてはならないことです。
 また、いただく命、作っていただいた方、様々なものに感謝して、食事に手を合わせましょう。

「いただきます」と。

いかなごウォークラリーの楽しみを増やしたい!!

 例年3月第二土曜日あたりに開催されております「いかなごウォークラリー」が本日開催されました。

 地域人材支援センター(旧二葉小学校)から出発し、駒ヶ林町内にあるチェックポイントを廻って集めたキーワードとスタンプを駒ヶ林公園へ持って行くというルールです。
 年々参加者が増え続け、400人を超える大イベントになって参りました。

 今年も例に漏れず、駒林神社はチェックポイントの一つになっております。
 そしてもう一つ、大鳥居が出来たことで、そちらもチェックポイントとなりました。


 さて、毎年参加される方もいらっしゃるわけで、そういう方はチェックポイントの場所はほぼ把握されていらっしゃいます。
 チェックポイントは全部で10カ所ほどでしょうか。それらの場所はほぼ毎年一緒です。
 ですので、どこを見ればわかる、と言うのがばれている訳です。

 ところで、それらの中で、実は駒林神社が一番広い面積を有していると言えます。(海泉寺さんの方が広いと思いますが、本年は工事中のためチェックポイントから外れました)
 なので、私はキーワードの境内内の設置場所を毎年変えて貰っています。せっかくですので、境内をぐるっと一周して廻って貰いたいと思いますので。
 すると、「チェックポイントが見つからない」「ここにはチェックポイントは無い」いう声まで上がって参りました。

 地図にちゃんと書かれてますので、間違いなくチェックポイントはあるのですが、それがなかなか見つけられない方がいらっしゃいます。
 確かに他のチェックポイントより面積はありますが、一周回るのに3分もかからない広さです。廻って貰えば絶対わかるようになっているのですが、気づかない方は本当に気づかれませんねぇ。
 そうやって「探す」という楽しみ方を駒林神社内ではして貰えればと思い、場所を試行錯誤しております。

 また、いかなごのくぎ煮発祥の地の石碑が出来たこともあり、今までと違うことを考えまして、本日の朝大神様へお供え致しました生姜を参加の方へお頒かち致しました。

 なぜ生姜?

 くぎ煮と言えば「ザラメ」と「醤油」、そして基本は「生姜」でしょう。
 そして、ここは神社。
 だから・・・「生姜(ジンジャー)」です!!

 こちらがなかなか好評で、よもや初回からここまでの反応が見られるとは思いも寄りませんでした。
 今後の課題も見えて参りましたし、良い傾向です。

 来年はもっといろいろやっていきたいと思います。
 もちろんウォークラリーだけでなく、いろんな時期に皆様が神社へ足を向けたくなる、そして神社で良い思い出を作って貰えるような事を考えていきたいと思います。
 本日のウォークラリーがその試金石になるよう、頭をフル回転して考えて参ります。
 よろしければご意見ご感想を社務所まで頂けましたら幸甚です。

雛祭りとひな人形

 お内裏様とおひな様、さあ並べ方はどっち!?

 良く展示場で見かける、或いはネットでも多くの場合、向かって左にお内裏様、右におひな様となっております。
 さて、それが正しいのかどうか。

 これは神社祭式で言うところの「祭場の位次」に当てはめるのが正しいかと思います。
 我々から見て一番奥、そこは大神様が鎮まります御神座であり、最も尊い場所です。よってより近いほど上位にあたり、遠い程下位にあたります。
 なら同じ距離であれば全て同じか、というとそうではありません。
 同じ距離ではご神前の正面、正中と呼ばれる部分が一番尊く、むやみに横切ったり立ち止まってはならない場所とされております。
 そして左右では右側が上位、左側が下位とされております。
 左遷という言葉がございます。降格などの際に用いられますが、我々から見て左に移るというと言うことは「その人の立場が下がった」ということを表すことから生まれた言葉とされております。
 そのことからも右の方が上位であるとおわかりかと思います。

 となれば、お内裏様とおひな様、どちらが上位でどちらが下位にあたられるか、おわかりかと思います。
(男女差別問題とか言い出したら全くもって切りが無いのでここでは触れません)


 京都では古くからの風習に従って・・・・・・という説明がされた上で、お内裏様が右、おひな様が左の写真をよく見ることがあると思います。
 しかし、そもそも雛祭りやひな壇飾り自体が古くからの風習なのですから、それを古くからの風習に従うのは当たり前では無いかと私は思うのですが、皆様はどのようにお考えでしょうか。
 外国では並び方は逆だ。現代はこっちだ。と言う前に、まずひな人形をご覧になって下さい。そもそもその格好、外国の物だったり日常で使われてたりしますか?

 なら、やっぱり「古くからの風習」が正しいのではないでしょうか。
プロフィール

厄除の宮 駒林神社

Author:厄除の宮 駒林神社
兵庫県神戸市長田区駒ヶ林町3-7-3鎮座
由緒正しい厄除の宮「駒林神社」です。

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