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明日からの……

 早いもので五月も終わろうとしております。
 いや、例祭が終わってからずいぶんと長かったような気もします。

 さて、トップに上げておりますとおり、6月より毎月一日限定で新しい事を始める事となりました。


 神社への献供を一日の月次祭までにされた方へは、その月次祭へご参列頂けますことをご案内致します。
 月の初めのお祭りでご一緒にひとつきの安泰を御祈願いただけます。

 一日に献供をされた方には拝殿に昇殿いただき、中でおついたち詣りをして頂けます。
 神前により近い場所にて月の初めのお参りをどうぞ。

 さらに一日限定でお参り灯明セットを授与いたします。
 お香と蝋燭のセットでして、お香は靖国社で、蝋燭は稲荷社でそれぞれ火を灯してお参り下さい。
(なお、一日に献供された方にはお下がりとして授与いたします)


 おついたちのお参りを、よりよい形でお参り頂ければと存じます。


 また、昨年より授与を始めました茅の輪守の授与、大祓の人形の頒布を始めさせて頂きます。

 一日は拝殿東側の授与所を開けてお待ちしております。
 献供・御守り等のお求めの方はまずそちらへお越し下さい。



ながたの民話

 長田区の区民広報誌「ながた6月号」というものが本日郵便受けに入っておりました。
 長田区民以外の方が目にすることはほとんど無いと思われますが、長田区役所へ行けば配布されております。

 その一面記事に「長田の民話を伝えるのはそこのあなた!!」と題しまして「ながたの民話」という本があることと、そのPDFを長田区役所のホームページから無料で見ることができるということが紹介されておりました。

 さらには「ながたの歴史」「長田カルタ」なるものも紹介されており、どのようなことが書かれているのか非常に気になりまして早速長田区役所へ車を走らせて参りました。

 
 ながたの民話(ページの中程にPDFへのリンクが並んでいます)

 PDFでいちいちダウンロードするのが面倒ということもありましたが、手元に一冊置いておきたいと思いましたし、価格も400円とお手頃ですし書籍版を購入致しました。

 読ませて貰っての第一印象「どこかで見たことがある」。

 思い返せば2年ほど前になりますでしょうか。某大学の学生さん達が駒ケ林の歴史を調べに来られ、話を聞いていかれました。その時に持っておられた資料の中にこの本がありました。
 とくに印象深かったのが「駒ケ林なまり」という部分です。駒ヶ林では独特の言葉が使われている、といった内容でして、それを町内の方と一緒に拝見し「駒ケ林なまりというより神戸弁だと思う」といった話をしたことを覚えております。
 よもやあの資料を出していたのが長田区役所とは思いませんでした。

 初版は昭和58年。こうなると神社のどこかに眠っているのではないかとさえ思えてきます。

 駒ヶ林村の事も多く書かれておりますし、もちろん駒林神社の事も載っております。
 まだ全てを読めてはおりませんが、読破した曉にはより駒ヶ林について考えることができるのではないかと思います。
 勿論、正しいかどうかの検討も含めて読ませて頂きたいと思います。

 長田区役所のホームページにありますPDF版は無料ですので、お試しにご覧になられてはいかがでしょうか。



 もう一度リンクを張ります……ながたの民話(ページの中程にPDFへのリンクが並んでいます)


神戸新聞にて

 サイトのトップにあげましたとおり、本日の神戸新聞夕刊にて鳥居復興の記事が取り上げられました。

20130525.jpg 
(クリックすると大きくなります)

 10月の竣工を目指し各所で動いて下さっております。
 実は下の写真は先日取材されたおりに初めて拝見した写真です。
 こんな写真が残っていたとは思いませんでした。

 正直なところ、震災が起こった時は写真を撮るという事を完全に失念しておりました。わずか数日で撤去されましたので、実に貴重な写真です。
 こういう写真が残っていた事に感謝と、やはりなにかあったときには写真やビデオは記録として残しておくべきだとつくづく思いました。



癖か性格か、それとも本能か 

 目の前に話をするのがあまり得意では無い人がいるとします。それはお互いそう知らない仲ではなく、かといって知り尽くしていると言えるほど親しいわけでも無い。
 そんな人と二人で世間話的に話をしていると、何かのスイッチが入ったかのようにその人はだんだんと話し声に圧が加わってきます。それは力強くなる、というのとは違い、自分が話をしている事がいかに正しいのかを証明せんと息巻くように話を続けます。
 そして声がどんどん大きくなり、本人のテンションも上がり、周囲に目が行かなくなり……。

 そうしたところでその人に「声が大きいよ」と冷静に声を掛けて上げると、バツが悪そうにして声を抑えて話を続ける。

 そんな経験在りませんか?

 私はこの場合の両方の立場にそれぞれ経験があります。

 自分を認めて貰いたい、話を理解して貰いたい、共感を抱いて貰いたい、その気持ちが強くなると自分が制御できなくなります。そうなる前に冷静に周りを見渡す事、それを肝に銘じておくことが自分なりの対処法だと思われます。


 そしてそれはこうした会話だけでなく、楽器の演奏にも通じる物があるのではないかと感じます。
 本日権禰宜の笛の練習を見ていて、どうにかちゃんと吹きたい、聞かせたい、そういった焦りにも似た感情が緊張に繋がり笛に入れる息が強くなってしまいます。
 強く息を入れなければ笛が鳴らない、という笛を吹き始めて音がなかなか鳴らなかった頃の経験がそうさせるのでしょう。
 ですが強く吹けばなるという物ではなく、緊張は柔らかい音の妨げにもなります。

 私の経験上、吹き始めた頃は確かに苦しく必死に息を入れ、なかなか鳴らない音にイライラしながら、練習事に呼吸を乱しておりました。
 しかし最近は笛を何分連続で吹こうと呼吸が苦しいということは起こりません。それを自覚して「腹式呼吸がきちんと出来ている」と自分で納得しました。

 肺での呼吸は生命活動に関わる物です。それを消耗すれば冷静さを失ってしまう。
 しかし腹式呼吸は肺の中の空気を消耗するわけでは無いので落ち着いたままでいられるのではないでしょうか。

 普段から腹式呼吸ができれば、自分が制御できなくなるということもへり、落ち着いた生活が出来るのかもしれません。

 笛の練習にかかわらず、腹式呼吸に努めてみませんか?

大鳥居復興に向けて

 平成7年1月17日午前5時46分。淡路島を震源とする大地震が発生。阪神淡路大震災と呼ばれる大災害により大規模な被害と多くの犠牲がありました。

 新長田南地区では、たった一つの漏電から瞬く間に大火災が発生し商店街は全焼、古い家が多かったこともあり一次被害による倒壊と二次被害による炎上、共に恰好の対象となってしまいました。

 駒林神社では、社殿は傾き、荒神社と社務所は全壊、当然翌日からの厄除大祭が斎行出来なくなってしまいました。
 そして参道口に建っておりました石の大鳥居も倒壊しました。

 それから早18年。境内の施設の復興は進んで参りましたが、大鳥居については修復を望まれる声は常にありましたが、実現には至らずにおりました。

 そうして迎えた本年は伊勢の神宮では式年遷宮、出雲大社も遷座が行われる、かつてない祝の年です。
 かく言う駒林神社も昭和63年に火災に遭い社殿が全焼したことから、翌平成元年に再建され、今年は25年目という節目を迎えました。
 こうした「甦り」の年である本年こそ大鳥居復興に相応しいと、氏子崇敬者より奉納されることとなりました。

 本日はその鳥居本体を造る為の工場の安全祈願祭を斎行させて頂きました。

 竣工・くぐり初め予定は平成25年10月2日、神宮内宮遷御の日です。
 見事竣工しますよう応援をよろしくお願いします。
プロフィール

厄除の宮 駒林神社

Author:厄除の宮 駒林神社
兵庫県神戸市長田区駒ヶ林町3-7-3鎮座
由緒正しい厄除の宮「駒林神社」です。

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