幼い日の出来事を覚えてますか?

 本日は地鎮祭を斎行して参りました。
 ご夫婦とお二人のお子様の四人家族で新しく家を建てられるとのことです。
 南向きの非常に日当たりの良い、今日のように天気が良いと暑いくらいの場所です。風がありましたので狩衣が煽られたりと動きがとりにくくはありましたが、無事斎了いたしました。

 さて、そのご家族の2歳くらいのお子様は元々家にお留守番予定だったのですが、行きたいとの事でいらっしゃってました。次に家を建てるのは自分が大きくなったときだろうから今見るのは良いことだろうと思って親御さんが連れていらっしゃったようです。ただ流石に大きくなって地鎮祭のことを覚えているというのは難しいでしょうね、と。確かに「生まれたときからこの家に住んでいる」と思ってもおかしくないかもしれません。
 けれどよくよく考えると、まったく覚えていない、ということも意外と無いと思います。私自身も幼少の頃の家の事など詳しくは覚えていなくても一部の場面だけでも覚えていたりします。すでに現実だったのか夢幻だったのか分からない程のあやふやな記憶ですが、聞いた話に照らし合わせるとやはり経験した記憶です。
 幼少の頃の経験は時が経っても忘れにくい物なのかもしれません。今回の場合も地鎮祭の経験はいずれ自分で家を建てることになったとき不意に思い出すかもしれません。その時に思い出話ができれば、それは思い出として残る地鎮祭が御奉仕できたのだと改めて思えることでしょう。

 例えどんなに幼くても、やったことの経験はなにかしら残る物だと思います。「まだ小さいからいいや」というのではなく、「忘れてしまうかもしれないけどやらせてあげよう」くらいで考えてあげれば、それがもしかしたら何かの拍子に役立つかもしれません。
「若い頃の苦労は買ってでもしろ」と言いますが「幼い頃の経験は覚えて無くてもやらせろ」というのも言ってみてはいかがでしょう。

地元の復興と東日本の復興支援

 毎週水曜日は商店街のほとんどのお店がお休みになっています。
 今朝は昨日とは違い温かく気持ちが良かったので散歩がてらに、と商店街のとある店長さんがお参りにいらっしゃいました。ゴールデンウィークのまっただ中ではありますが、今日は特に何もないらしく店の大半は通例に漏れずお休みをされているそうです。
「震災前の店舗と自宅が一緒になっていた時代は例え休みでも連休なら店を開けたり、みんなで集まって催しができたけど、店と自宅が離れたらなかなか出てこない」とおっしゃっておられました。
 震災前とはまるで別の街になってしまい、かつては毎日賑わっていた商店街も歩く人がまばらになっています。「みんなで協力していかないと行けないけど、なかなか一致団結できない」ということが不況をさらに煽っているようです。
 街ぐるみでみんなの利益に繋がることができないか、商店街に行くたびにそれを一緒に話して考えてはおりますが、良いアイデアは巧く出てこないものです。ただ、そうやって顔を出して店頭などで話をしていると、不意に面白い話を聞くことが出来たり突拍子もないアイデアが浮かんだりします。それに商売人さんを始め神主とは異なる人たちの話は私にとって良い刺激になっております。協力させて貰えることもして貰えることもあるので、やはりつきあいとは大事な物ですね。
 こういった付き合いを通じていつかみんなで大きな事ができればと思います。

 さて、その店長さんに東日本大震災の被災地に対しどういった支援を考えられますか、という質問をしてみました。
 すると「阪神淡路の時にやったノウハウやその時するべきだと思った反省点を踏まえて商店を再興する方法を教えてあげる」とお答え下さいました。「自分たちと同じ立場の人たちが元の仕事を速やかに再起動させ、そうすることで生活の基盤を整えるアドバイスをする」これが同じく震災を経験した者だけが持つ支援手段だと私も思います。
 そして合わせておっしゃっていたのは「支援物資や義捐金を集めるノウハウは自分たちにはない」とのことです。つまり16年前の震災では自分たちは貰う立場であって支援したりはしていないからやり方は分からないということです。なるほど、我々は物資支援などについては素人なのです。
 生活用品を始めいろんな物が現地では不足しております。それらを入手し送ってあげることは勿論助けになると思います。しかしそれ以上にどうやって立ち直っていくかの術を伝えることが将来的に見れが最も重要だと思います。
 先を見据える余裕が無い状況の方もまだまだ多数いらっしゃいます。そのような方々に今日明日を生活する為の物資支援は急務ではありますが、それらと平行して一刻も早い社会の復帰の手伝いこそが我々被災経験者に出来る最大の援護ではないでしょうか。

テーマ : 東北地方太平洋沖地震~The 2011 off the Pacific coa~
ジャンル : その他

平成23年 例大祭

  本日5月3日は駒林神社例大祭を斎行致しました。
 お天気が心配されましたが最後まで雨は降らずで行うことができました。

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 本年は東日本大震災における被災地の皆様の一刻も早い復興がなされますよう、また未だ起こっている余震・津波・原発の問題が収まりますよう合わせて御祈願申し上げました。

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 地震については当神社も16年前実際に被災しました。そしてその復興への道のりは未だ続いております。そんな経験から来る想いも含めて力になれればと思います。


 また本年は三国志ガーデンや六間道商店街などで活躍されている「おやこ三国志プロジェクト」による人形劇の奉納がございました。

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 新長田南の地区が三国志で盛り上がりを見せ、1月の厄除大祭では「三国志なりきり隊」がお参りに来るなど地域ぐるみで三国志色が拡がっています。「おやこ三国志プロジェクト」はその三国志を多くの人に知って貰えるよう、簡潔でわかりやすく人形劇をされています。
 およそ15分ほどのダイジェストでおおまかな流れが演じられ、私は難しくとっつきにくいと感じていました三国志の内容がすぐに理解でき細かい所を知りたくなりました。こちらの劇を見られたのがきっかけで三国志に興味を持たれるようになる方はきっと多いことと思います。
 余談ですが一人前に立った男の子が照れているのが可愛らしかったです。


 次にはより良い例祭が斎行出来ますよう努めてまいります。
 ご参列のみなさま、本日はようこそお参りでした。
 

プロフィール

厄除の宮 駒林神社

Author:厄除の宮 駒林神社
兵庫県神戸市長田区駒ヶ林町3-7-3鎮座
由緒正しい厄除の宮「駒林神社」です。

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